武道空手道をやるにおいて、様々な環境下でも、生き抜く為の学びとして、生活の中で活かしていくことこそが価値であると言えるでしょう。世界中の人たちが日本武道に憧れ、自ら学ぼうとするのは、生きるための軸(支え)が、そこに在るからです。　　　　　　　　　

対価があるから価値というのではなく、やること自体が価値となり、それが進化して、深化して、そして真価となります。福岡道場理念である「努力の価値を学ぶ」とは、そういうことです。

特に若い人たちには、少年時代からその学びを実践,実感してもらいたいです。そうして身に着いたものは、その人の「人生の宝」となると確信しています。

武道が、己を創り(イノベーションして)、社会を創り、人類の発展に寄与していく・・

これこそが、実践者一人ひとりに与えられた使命であると思います。自分の強さ(力)は、責任です。社会における責務でもあります。それを全うしていくことは、自分しかできない唯一無二の天与の仕事の遂行と心得ています。