今日の稽古の最後に先生の話を聞いて「努力」と「成長」について改めて学ぶことができました。努力とは、すればすぐ実るような簡単なものではありません。しかし、その努力を継続していく事でやがて大きな成長へと繋がります。
今置かれている環境に不平不満を言いやらない人は、どんなに環境が良くなってもやりません。「人生は山あり谷あり」より深い谷を経験した分だけより高い山に登ることができます。
苦しい時、ドン底にいる時にどれだけの行動に移せるかで、未来は変わっていくと思います。
この世は「やる」か「やらない」かの二択しか選択肢はありません。人はその場合、やらない選択を選ぶことが多いです。それは、やれないからやらないのではなく、その方が楽だからやらないのです。たしかに厳しいより楽な方が断然いいです。しかし楽な道を選んだところで、その先にはなにがあるのだろうか。そう考えると取るべき行動は変わってくるのではないかと思います。
私は18年間の人生を歩んできました。まだ、ただの変態…いや変人だった頃の私は意志が弱く、人を見てからじゃないと動かず、何より人前に立って話すことが大の苦手でした。その点に関しては、よく夜中に走らされ、警察に捕まったことを思い出します。
楽な選択を選び続けたのであれば、今でも、いやもしかしたら一生その程度の人間だったのかもしれません。
こうやって今の私があるのは、「やらない」選択を選ぼうとした自分を、楽な道を歩もうとした自分を、鬼の怖さで鍛えてくれた先生である父の「厳しさ」があったからだと、この身をもって実感しています。心も身体も弱虫だった私は、苦難な時間を過ごす度に逃げたいという気持ちがありました。もしその時に可哀想という思いで私を甘やかしていたのなら、今の私は生ぬるい人生をおくっていたに違いありません。しかし、私には生ぬるい選択を選ぶ権限はありませんでした。稽古から逃げていた私に対してのボコボコの試練・・今となってはその厳しさが、愛の厳しさだったんだと心に感じています。先生が言われるように、優しさとは厳しさの先にあるものでないといけない。その意味が分かったような気がします。
改めて考えると今の行動がどれだけ大切なのかを考えさせられます。
人間がこの世に産まれてくる確率は70兆分の1と言われていて、宇宙最大の奇跡です。
その中でもこの日本という国に産まれてきたこと、今の環境で生かされている事、に心から感謝の気持ちが湧いてきました。生きていくことで、苦難、困難、災難。この難への有難さを持つことはとても大事なことだと改めて思いました。
私は何に対しても感謝の心、有難いという心構えがあれば、どんな壁でも乗り越えていけると思います。
「すべきことを当たり前にすることが努力である」と学んだので、この今置かれている環境で、すべきことを考え実践(行動)していきます。「継続は力なり」とあるように努力も1日1日の積み重ねが大切なので、このすべき事に対して、当たり前にできるように継続していきます。
そして小さな「あたりまえ」は大きな「幸せ」であるということを肝に命じて、物事への感謝の心を持って日々精進していきます!
私は4歳から空手を始めました。振り返ってみると、今までのあらゆる面で恩恵を受けていることに気づかされます。
もちろんそれらは、技術面だけのことではなくて、無門会空手で培われた運動(身体)能力の向上発展、そしてメンタル面でも精神力が培われたと思います。
中学校で部活に入った時、無門会空手の動きはスポーツ全般の動きにすごく連動しているので、未経験にも関わらず技術向上が早かったり、ジュニアからの経験者の人たちより上手くなっていると感じることもありました。
また、全国レベルの部活の練習でありながらも、空手と両立させて負けずに頑張れたこと、苦手の勉強も何とかやり抜いたことが大きいです。
何より、自分が空手を続けてきて一番得たものは何といっても「継続の力」です。
中学、高校・・と部活、勉強を理由に、継続を断念する人が多い中、まわりに流されず、空手(週4)、部活(週7)、勉強(?)と大変でしたが、それを(やるのを)当たり前として、目の前のことに取り組んできました。
この経験がすごく自分の人生のベースになっていると思います。
今回の就職試験(公務員)でも、二次試験の面接は全て合格できました。
これも単に、自分の経験談を話せた空手のおかげだと思っています。
私は本当に、自分の人生の軸を創ってくれた無門会空手と創始者の富樫 宜資 宗主会長、そして直々に教えて下さった師範に心より感謝しています。
そしてこれからも、より高みを目指し、自分の成長の為、あとに続く人たちの為、一歩一歩精進していきます。
私が20年間の人生で学んだ最大の価値は、「継続が人生の力になる」です。
ありがとうございます。
「多くの人のおかげで今の私がある」就職が内定し、改めてそう実感しました。
私は、小学校2年生から空手を始めました。2つ上の兄が先に習っていたので、親の勧めもあり始めたのですが、それまでは「やりたくない!」と駄々をこねていたのを覚えています。しかし今思うと、あの時の一歩がなかったら、全く別の人生になっていたと思います。
小学生時代は、同級生や女子も多くいたので、楽しく稽古に励むことができました。
しかし中学生になると、部活,勉強等の関係で、仲間が一人・・また一人・・減っていき、高校に進学する頃には、同級生や女子はほとんどいませんでした。
私自身も、中学、高校の頃は、女子一人だし、先輩たちとの稽古についていくのも大変で、涙を流しながらやったことも何度もあります。自分に全く自信が持てず、辞めてしまいたい・・と思うこともありました。
しかし、両親の後押しや、黒帯になり活躍している兄や先輩たちの姿を見ていると、そういう思いはいつの間にか消えてしまっていました。
今こうして続けている自分を見つめ返すと、「本当に諦めずに続けてきて良かった」と、心の底から思うのです。
空手を通してだとは思いますが、幼い頃から私の夢は「正義感溢れる警察官」になることでした。就職する年齢になり、私は迷わず警察官を受験しました。一次試験に合格すると、二次試験では、作文、面接とあります。そこでは、自分のことをいかにアピールするかが大切になります。何も自慢することがないと思っていた私ですが、ふと考えた時に、「私には空手があるじゃないか」と思いました。
面接当日には、自分が出場した少年部大会から国際大会でのことや、空手を通じて身につけてきたことなどを話しました。継続してきたことが自信となり、臆することなく話せたと思います。
おかげさまで、後日<合格通知>が無事に届きました。この<合格>は、空手があってからこその合格であると確信しています。
私は、恵まれた環境の中で稽古が出来ています。まわりには黒帯の先輩方々がいて、その背中を見て稽古ができていること、私に空手を始めるきっかけを与えてくれた兄がいること、何年も何年も背中を押して応援してくれた両親がいること・・そして何よりも、私を心身ともに一から黒帯まで育ててくれて、空手以外のことでも応援してくれた先生がいます。こんなにも素晴らしい環境の中で成長できた私は幸せ者です。
多くの人のおかげで今の私があります。多くの人に本当に感謝しています。私が見てきた背中があるように、次は私が後輩たちに見られる背中になり、無門会空手に貢献したいです。そして、空手で得たものを活かして、一人の社会人として、より成長していきます。
小学校5年生のユーゴ君が。冬休みの宿題(自由課題)で、原稿用紙に書いた作文。
「空手を学んで考えたこと・・」
ぼくは、空手を学んで知ったことが4つあります。
1つ目は、基本の大切さです。
無門会空手は、全身を大きく使い、技を作っていきます。
でもその技の前に、立ち方、歩き方、ラセンの動きなどがあるのです。
例えると、なわとびの二重とびにしても、基本動作の前とびがきちんとできないと、とぶことは難しいでしょう。
そう考えると、本当に基本がやはり大切であることがわかります。
2つ目は、努力の意味です。
「努力」を辞書で調べると、「力を尽くし、励むこと」と書いてあります。
「力を尽くす」というのは大変なことです。だから、努力することをあきらめる人も多いですが、ぼくはそれはまちがいだと思います。
その理由は、「努力することこそ、その先にある栄光への近道」ということを知っているからです。
「努力のほかに、成功への近道はない!」というのを、ぼくは空手の先生から学びました。
口に出しては言われてませんが、「努力を怠るな!」と、いつも言われているような気がします。
3つ目は、この空手の力をどのようにするのかです。
始めたきっかけは、ちょうどそのころに産まれた妹でした。
お父さんから、「大切な妹を守れるように強くならやんから、習ってみな!」と言われたのです。
今、空手を始めて6年がたちますが、それにつれて守るべき人が増えてきました。ぼくは、その人たちを守れるようにがんばらなければいけません。
これからも、もっともっと強くなって、みんなを守っていきたいです。
そして4つ目は、空手の在り方です。
ぼくは最初、空手というのはイコール強さだと思っていました。
もちろんそれは大事なのですが、ぼくはそれだけではないと気づきました。
それは、空手の先生や無門会空手の会長さんとの出会いがあって、本当の強さとは、やさしさ、思いやりが大切だということを学んだからです。
夏に大阪の西日本大会で初めて会った会長さんの熱さ、やさしさ、思いやりの心に、ぼくは圧倒されました。
空手をやっていて本当によかったと思います。
ぼくはこの学びを、これからも大切にしていきたいです。
そして、明日、あさって・・来年・・と、威勢のいい「オス!」の声を鳴りひびかせ高めたいです。
その声は、やむことはないでしょう。
無門会空手では生徒の目標に応じたクラスを選択出来ます。
無門会空手福岡本部道場では本格的指導に徹底している一般クラスや、
様々な年齢層、筋力,体力の有無、すべてを凌駕して誰にでも、
理想の武道空手道「無門会空手」>を修得出来るビジネスマンクラスなど、
ご案内出来、遥か険しい受即攻への道ですが日々稽古すれば段々と出来るようになります。